2017年4月1日施行の改正FIT法により、認定制度が「設備認定」から「事業計画認定」に変更され、保守点検・事業終了後の撤去等の遵守が求められています。 つまり現在事業実施中の太陽光発電システムが、発電量・安全性等において適合基準とかけ離れていると判断された場合、運転停止や認定の取り消し、撤去命令が出る可能性があります。
点検の目安
1年目・8年目以降毎年
※第三者による点検で施工不良や経年劣化にいち早く対処することができます。
点検内容
1年目点検
- 誤配線(発電量低下の可能性)
- ネジ・ボルト類のゆるみ(モジュール脱着無)
- 電圧測定(電圧抑制の有無)
- 障害物(アンテナや草木の影)の有無
- 雨漏り
- その他施工不良等
8年目以降の点検
- 発電量の低下
(モジュールの不具合
→PV測定・IR検査・目視)
(鳥糞・汚れ)
(パワコン不具合) - 架台の劣化→サビの進行具合の確認
(モジュール脱着数枚有) - 電線管類の劣化
→PF管などの割れ・脱落・浸水等 - 電線接続部の劣化
- 漏電検査
- 機器類への小動物の侵入
点検費用
低圧連系(50kw未満)
パワコン1台につき…20,000円(税抜)/1回