衝撃緩和装置付地震用補強棒 AK-003
たおれん棒（特許出願中）

  昨年４月に弊社出張宿泊所のある熊本が地震に見舞われ、従業員の出張先での安全対策を見直すことになりました。 しかし落ちてくる物・倒れてくる物・横からくる物・地震の揺れを想定して全てを一つ一つ対策しようとすると際限がなく、また固定できないなど対策が難しい部分も見受けられ、納得のいく対策を講じる事ができませんでした。

  熟慮の末、備品類を固定するなどして危険なものを減らすのも大事ですが、シェルターなどで避難する安全な場所を増やす方が、より即時且つ効果的に対策できるのではという結論に辿り着き、身近なテーブルを補強して耐震化するのが最も効率的なのではないかと考え、当商品を開発するに至りました。

  大地震の際には外へと無理に移動することでかえって危険に陥る場合があります。 揺れが収まるまでテーブルの下に身を隠す等、その場での安全確保が重要になりますが、従来のテーブルでは強度が充分とは限りません。 また下に隠れているだけではテーブル自体が動くばかりか自身も固定できず、四隅の脚に掴まるとしても、身体の一部がテーブル外に露出してしまいます。 横からの衝突物が自身に当たらなかったとしても、テーブルに衝突した場合は、その衝撃はほとんど衰えることなく体に伝わります。

  この商品は、地震の際に一時緊急避難できるテーブル等の補強と、体を支えるためにつかまる棒としての役目とで落下物や衝突物等から人体を守れるように設計された、テーブル天板下等に追加支柱として取り付ける衝撃緩和装置付地震用補強棒です。 ＜特許出願中＞ ※取付簡単ビス止め仕様　ドライバー等でＯＫ！